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大館 能代 観光ガイド

大館・能代には八坂神社、十和田湖、浅間神社などの観光スポット、花輪ばやし、ふるさとまつり、裸参りなどの観光イベント、稲庭うどん、いぶりがっこ、きりたんぽなどのご当地グルメがあります。

大館市は秋田県北部に立地する市で、北境で青森県と接していて、市内の中央部には秋田三大河川の一つである米代川が東から西に向かって流れている自然が豊かな街です。

大館市での観光スポットでまずご紹介したいのが、岩神ふれあいの森です。長根山運動公園に隣接しており、施設内の岩神貯水池周辺には22種、3,000本もの桜があり、桜を目当ての観光客が多いのが特徴です。

東京の渋谷駅にあることで有名な忠犬ハチ公は大館市の生まれで、大館市には元祖とも言える忠犬ハチ公像があります。忠犬ハチ公は大正12年(1923年)に大館で生まれた秋田犬で、昭和9年には渋谷駅に、昭和10年には大館駅前にハチ公像が建てられました。このハチ公が秋田犬であることが示すように、大館市には秋田犬会館があります。

国内唯一の単一犬種の博物室として、国の天然記念物である秋田犬に関する資料を収集し、秋田犬の系譜や秋田犬でのマタギ猟の様子や忠犬ハチ公に関する写真や資料が展示されています。

桂城公園は大館市役所の北側にあります。戊辰戦争の際に焼け落ちたため、現在は内堀や土塁の一部が残っています。この公園は桜の名所で、4月下旬には桜まつりが行われ、樹齢200年のエゾヤナギの大木は見逃さないようにしましょう。

石田ローズガーデンはバラが大好きだったとされる故石田博英氏の広大な庭園で、600種700株のバラを植栽していて、毎年6月にはバラまつりが行われ、多くの人で賑わいます。

また能代市は、秋田県北部にあり、日本海に面した市で、そのほとんどは能代平野になりますが、一部には丘陵があります。能代市の観光スポットとして外せないのが、風の松原です。ここには日本最大級のクロマツ林の砂防林があり、天の橋立や虹の松原、三保の松原や気比の松原と並んで有名な松原の一つとして知られています。

なんと約700万本の松林が1km幅で総延長14kmも海岸沿いに続いていて、森林浴やバードウォッチングが楽しめます。なお、21世紀に引き継ぎたい日本の名松100選、残したい日本の音風景100選などにも選定されています。

はまなす展望台は能代港の堤防に立っている高さ27mの展望台で、個々からは日本海をあかね色に染める夕日や、風の松原、さらには天気が良い日には白神山地の稜線を望むことができます。なお、展望台から能代港の岸壁ははまなす画廊と呼ばれ、一般市民による壁画が並んでいます。

能代エナジアムパークは東北電力能代火力発電所にあるエネルギーPR館で、東南アジアの自然を再現した熱帯植物園があり、約460種類もの熱帯植物が観賞できます。

別の観光スポットには、秋田県立北欧の杜公園・キャンプ場があり、広大な自然公園の中にはキャンプ場や遊具が揃っているわんぱく広場、犬の冒険広場やパークゴルフなどがあり、野鳥観察もできますし、無料のレンタサイクルもあります。

浜辺の歌音楽館には、地元出身の作曲家で、歌曲の浜辺の歌で有名な成田為三の功績をたたえる数々の資料を見ることができます。

大館 能代のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

史跡 尾去沢鉱山

1300年の歴史を誇る鉱山跡を体感しよう

秋田県鹿角市にある1300年の歴史を持つ鉱山跡を利用したテーマパークです。史跡 尾去沢鉱山は日本最大級の鉱山跡として知られ、全長800kmにも及ぶ坑道内見学や、当時の作業員の様子を再現した展示など見どころ満載です。2007年には近代化産業遺産に認定されました。...»

小坂鉱山 事務所

明治時代の華麗な洋館

小坂鉱山の事務所として1905年(明治38年)に建設された洋風建築です。ルネサンス様式の外観を持つ木造三階建てで、内部には螺旋階段が特徴的です。 館内にはレストランや売店があり、ドレスやタキシードの衣装レンタルも行っています。モダンな衣装室では、サイズ5号から17号までのドレスを100着以上、男性用タキシードや子供用ドレスも揃えており、家族で楽しめます。魅力あふれるルネッサンス風の洋館で、明治の貴婦人を体験することができます。 歴史 1905年に小坂鉱山の事務所として建設され、1997年まで事務所として使用されていましたが、小坂製錬の工場増築に伴い解体され、建物は小坂町に無償譲渡されまし...»

康楽館

日本最古の和洋折衷の木造芝居小屋

康楽館は、秋田県鹿角郡小坂町にある、和洋折衷の木造芝居小屋で、現存する最古の建物です。1910年に小坂鉱山の厚生施設として開館しました。建物は木造2階建て、切妻造妻入りで、外観は洋館風ですが、内部には花道、スッポン、回り舞台など、和風芝居小屋の特徴が残されています。 4月中旬から11月下旬まで、スーパー大衆演劇下町かぶき組の劇団が1日2~3回の公演を行っています。特に、7月5日から7日にかけては松竹歌舞伎大芝居が上演され、当代きっての歌舞伎役者による演技を楽しむことができます。...»

きりたんぽ

地元でも長年愛されるおふくろの味。その知名度は全国レベル!

きりたんぽ(切蒲英、切短穂)は、大館・北鹿地方で古くから食卓に欠かせない「おふくろの味」として親しまれています。冠婚葬祭の際には、必ずといっていいほど出されるごちそうでもあります。 きりたんぽは、硬めに炊いたうるち米のご飯をすりつぶし、秋田杉の棒に竹輪のように巻きつけて囲炉裏でこんがり焼き上げたのが「たんぽ餅」です。その形が槍の稽古に使う「短穂槍(たんぽやり)」に似ていることから、名前がつけられました。 焼いたたんぽ餅を棒から外し、食べやすく切ったものが「きりたんぽ」です。秋田県の郷土料理であり、鶏(比内地鶏)がらのだし汁に入れて煮込んだり(きりたんぽ鍋)、味噌を付けて焼いたりして食べられ...»

とんぶり

「畑のキャビア」と呼ばれ、プチプチとした食感が特徴的

とんぶりは、そのプチプチとした歯触りから「畑のキャビア」や「陸のカズノコ」とも呼ばれています。草丈1mほどのアカザ科のホウキギ(ほうき草)の実で、直径1~2mmの丸く小さな緑色の実です。 その食感と淡白な味わいから、トッピングや料理のアクセントとして幅広く利用されます。例えば、長芋と和えたり、酢の物にするのも美味しいです。旬は9月下旬から10月上旬で、昔は漢方にも用いられた天然の健康食品です。 概要 とんぶりという食品の由来は、近世の日本で箒の材料として広く栽培されていたホウキギの果実を、飢饉に苦しむ出羽国の米代川流域(現在の秋田県比内地方)の民が工夫して食べることに始まります。これが地...»

比内地鶏

ストレスフリーの自然環境で育った、最高クラスの鶏肉!

どんな調理法にも合う万能の鶏と称されるこの比内地鶏は、「鹿児島の薩摩鶏」「名古屋コーチン」と並ぶ日本三大美味鶏のひとつ。秋田県北部が主な生産地で北秋田・鹿角地方がその中心。比内地鶏のおいしさの秘密の一つは、その飼育環境にある。ストレスのない自然な環境を整え、たくさん運動をさせて育てるため、余分な脂肪がないうえにゼラチン質に富んだ濃厚な脂の旨みが適度な歯ごたえと深い肉の味わいとなる。噛めば噛むほど、コクと香りが楽しめる。きりたんぽ鍋にも欠かせない食材である。 秋田名産の「比内地鶏」は、鹿児島の「薩摩鶏」と愛知の「名古屋コーチン」と共に、日本三大美味鶏のひとつとして有名です。この地鶏は弾力のある...»

比内地鶏 親子丼

鶏肉と濃厚なタマゴの絶品ハーモニー

秋田で育まれた旨味たっぷりの鶏肉と濃厚な卵が絶妙に調和する、比内地鶏の親子丼。鶏肉と野菜を出汁で煮込み、卵でとじたものをアツアツのご飯の上にのせた一品です。旨味たっぷりの比内地鶏と濃厚な卵のハーモニーがたまらない絶品グルメとして多くの人々に愛されています。 歴史・由来比内地鶏は、天然記念物である比内鶏を食肉用に改良した秋田比内地鶏とロードアイランドレッドを掛け合わせて生まれた地鶏です。 この鶏は脂ののりと歯ごたえが特徴で、親子丼をはじめ、きりたんぽ鍋や焼鳥など様々な料理に使われています。その味の良さは、江戸時代に年貢として納められていたという逸話があるほどです。 比内地鶏は主にきりたんぽ...»

鶏めし(花善)

ほんのり甘辛い懐かしい味付け!変わらぬ製法で作られる鶏めし

販売開始より七十有余年、永きに渡り愛され続ける鶏めし。秘伝のスープで炊いたご飯に、秘伝のスープで炊いたご飯に、鶏肉の甘辛煮を乗せた昔懐かしい味付けの一品だ。戦後間もないころに配給された米、砂糖、しょうゆ、ゴボウだけで炊かれたご飯がその原型となった。昭和22年の商品化の際に、甘辛く煮つけた鶏肉を乗せる形での販売が現在の「鶏めし弁当」へと繋がった。秋田県産の比内地鶏を使用した「比内地鶏の鶏めし」も販売されている。...»

きりたんぽ鍋

新米の季節に味わうねぎらい料理

きりたんぽ鍋は、うるち米を潰して木の棒に巻きつけ、ちくわ状に焼きあげた「きりたんぽ」を、地鶏、ごぼう、きのこ、ねぎなどと一緒に鶏ガラのだし汁で煮込む鍋料理です。きりたんぽは、冬に狩猟を行う猟師(マタギ)が保存食として持ち歩いたのが起源とされています。 秋田県北部の大館や鹿角地域周辺では、新米の収穫後にきりたんぽ鍋を囲み、農作業の労をねぎらう習慣が今も続いています。秋田県内の学校では、冬季の給食メニューにきりたんぽが出されることがあり、人気があります。 鶏(比内地鶏)のガラでとった出汁をベースに濃口醤油、日本酒と砂糖(または味醂)で醤油味のスープを作ります。 ゴボウ、マイタケ(金茸、銀茸)...»

比内地鶏 料理

噛めば噛むほど味とコクが際立つ逸品

比内地鶏は、日本有数の美味鶏です。古くから秋田県の県北周辺で飼育されており、全国的にも知られています。特に秋田の味覚を代表する「きりたんぽ鍋」には欠かせない材料とされています。 比内地鶏の肉は、キジやヤマドリのような風味と香りを持ち、噛むほどに味とコクが際立ちます。和食での調理が多く、焼き鳥や刺身、鍋料理などが主な料理法ですが、地元では「竹の子挟み焼き」「笹身大根醤油じめ」「とりの焼霜」「笹身ゆば巻き」「笹身わさび揚げ」「明太揚げ」なども楽しむことができます。...»

鹿角ホルモン

秘伝のたれに漬け込んだホルモンをジンギスカン鍋で焼き上げる

『鹿角ホルモン』は豚の腸・ハツに牛ミノ・センマイ等を加え、秘伝のたれを揉み込んで味付けしたもの。独特の甘さをもったたれはホルモンの旨みを存分に惹きたて、焼けば焼くほどにその美味しさが増すのである。調理の特徴はこの甘辛く味付けされたホルモンが見えなくなる位にキャベツを乗せ、旨さを包み込むようにしてジンギスカン鍋で焼き上げる食べ方にある。他には網焼きやフライパン・バーベキューや煮込み鍋などいろいろな食べ方がある。野菜や豆腐などお好みの材料と一緒に焼くと、よりいっそうの美味さに。...»

白神山うど

身体に優しい天然ノンカロリー食材。クセがなく、味も染み込む

「白神山うど」は天然のノンカロリー食材である。うどに含まれる酸「ポリフェノール」は生活習慣病や老化の基となる活性酸素を消去するといった、“抗酸化作用”があり、美容と健康を促進すると言われている。その点で、うどに含まれる植物性ポリフェノールは特に美容健康の評価が高いという。食べ方は、切った後に酢水や塩水にさらしアクを抜いた後、湯通しして和え物などに。うど自体の味にはあまりくせがなく、また味がよくしみこむので、おひとしにするとうどの持ち味を存分に味わえる。 旬     3月 4月 5月  山うどは赤系と白系の2品種に分かれます。白神産の山うどは、サクサクした食感とほろ苦さが魅力で、春の香りをそ...»

白神ねぎ

能代で育まれた、きりたんぽ、しょっつるにも欠かせない人気野菜

秋田県北部沿岸にある能代市は豊かな自然に恵まれた地で、多くの農作物が出荷されている。中でも県内トップクラスの出荷量を誇るのが、この“あきた白神ねぎ”。秋田名物のきりたんぽ、しょっつるにも欠かせない食材で、ボリュームたっぷりの太さに、軟らかさ、煮込むと広がる深い甘みが特徴だ。8月~9月に収穫する「夏ねぎ」10月からの「秋冬ねぎ」。「秋冬ねぎ」を独自の方法で貯蔵して1月~3月に出荷する「越冬(雪ん娘)ねぎ」、5~6月出荷の「さつき(分けつ)ねぎ」等がある。 「白神ねぎ」は、白神山地の恵みを受けた能代市のブランドねぎです。能代市は、県内最大のネギの産地で、夏ネギ、秋冬ネギ、雪中ネギと年間を通して、...»

山吹まんじゅう

やわらかい皮とほどよい甘さのあんこが絶品

小阿仁村で有名な薄皮まんじゅうです。とにかくやわらかい皮と適度な甘さのあんこのバランスが絶妙で、食べた後に口に残る甘さもちょうど良いです。黒餡と白餡の両方があり、甘さも控えめです。 以前は上小阿仁村でしか手に入らなかったですが、最近では空港や山形市の売店でも買うことができるようになって、そのおいしさを知る人が増えています。...»

白神みょうが

全工程を手作業で進める、こだわりをもって育てられた食材!

秋田県能代市産のみょうがは世界遺産白神山地のふもとに広がる、日本有数の露地栽培地。一つ一つの工程を全て手作業で、丁寧に育てている。 一年の半分が雪に覆われているという白神山地から流れ出るミネラル豊富な水がこの地の農業を支えているという。 白神みょうがの特徴はその「旨味の濃さとやわらかさ」。一般的に知られている薬味としての利用の他、バター炒め、おひたし、漬け物、天ぷらなどがおいしい。地元の料理店などでも食することができる。...»

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