由利本荘市(ゆりほんじょうし)は秋田の南部に位置し、平成17(2005)年3月に合併で本荘市から市名が変わりました。由利本荘市にある本荘公園は本荘城(鶴舞城)の史跡公園で、桜の名所として4月中旬~下旬には桜まつりが行われるほか、5月中旬~下旬には、つつじまつりも開催されます。
由利本荘市ボートプラザアクアパルも観光スポットで、水や川に関する情報収集や学習の場として、由利本荘市が整備した施設です。水と川のミュージアムでは、写真や映像で子吉川の自然や歴史が紹介されています。また、日本海沿岸の道川海岸は日本のロケット発祥の地として知られ、日本ロケット発祥記念之碑が建てられています。
由利本荘の西隣のにかほ市には、仁賀保温泉や象潟温泉(きさかたおんせん)、蚶満寺(かんまんじ)などの観光スポットがあります。蚶満寺がある象潟は、松尾芭蕉が奥の細道で訪れた最北端の景勝地として知られています。
豚肉100%のプレスハムをサクッとフライにした、秋田県由利本荘市のご当地グルメ。素朴なフライなので、おかずとしてだけでなく、子供のおやつや給食でも食べられている。ハムフライはもともと昭和40年代に旧本荘市(現由利本荘市)でおやつとして食べられていたものが、昨今のB級グルメブームに乗り、再度待望の復活を果たした。...»
秋田県鳥海山の伏流水が注がれている象潟・由利海岸は、長い年月をかけて森の栄養分を吸収したミネラルたっぷりの伏流水が流れ込み、エサとなるプランクトンを繁殖させることから、古くから”岩ガキ”の好漁場となっている。この伏流水には海水温度をほどよく調節する役割もあり、カキの成熟スピードをゆるやかにするため、ここで育ったカキは味が詰まった濃厚さが楽しめるという。塩釜焼からカキフライなど、食べ方はいろいろだが、素材の味を楽しむのであれば、冷やしたカキにレモン汁をかけてツルッと食べるのがおすすめだ。 旬 7月 8月 ...»
「秋田由利牛」は秋田県由利本荘・にかほ地域という、鳥海山麓や出羽丘陵、日本海といった、変化に富む豊かな自然環境を活かし育てられている。恵まれた自然環境の下、夏冬の寒暖の差が大きい風土から、引き締まった肉質ときめ細やかな霜降りを実現。市場では高級黒毛和牛として取引きされている。旨味保持力の高い肉質に仕上がっている理由として、肉の味を統一するために、地域の酒造メーカーと連携して「あきた酒こまち」などの米粉を餌に与えるなどが挙げられる。生産者の努力が実を結び、高い評価へとつながっている。...»